−地盤改良を併用した杭基礎の耐震補強工法−
In-Cap工法は、下図に示すような構造で、既設基礎フーチングを鋼矢板で所要の深さまで取り囲み増フーチングで一体化し、鋼矢板内部を固化改良するものです。
この構造により、地震荷重作用時に地中壁と固化改良部分の前面抵抗および摩擦抵抗が発揮され水平・回転挙動を抑制し、さらに固化改良体により杭体変形を拘束して応力を低減することにより 基礎構造の耐震性能を向上させます。
なお、本工法は 八戸工業大学 塩井幸武名誉教授(元建設省土木研究所構造橋梁部長)のご指導のもと開発を推進しており、共同で基本特許を取得(特許第3515567号)し関連する特許を出願中です。
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